”見ろ、地球が燃えておるぞ…”
黒澤明監督の作品とはいえ、エンタメ要素ゼロの本作品は、積極的にお薦めできるものではありません。
でも映画評論家の町山智浩氏も指摘しておられるとおり、ちょっと観点を変…
冒頭の昭和の街並み。走る電車、志村喬の居る病院の窓へ流れるようにカメラワークが移るところからもう画がカッコ良い。
話の流れ自体は会話が中心で全体的には結構地味。でも家族ドラマと反核社会派、ちょっと…
老けメイクの三船さんすごい。
自分の思い込みを通そうとする老人と、その資産をできるだけ残したい子どもたち。
実際こんなおじいちゃんいたら困ると思うけど
死ぬのはいいが
(水爆に)殺されたくないは説得…
かれこれ41年も前になる。はじめてこの映画をアメリカで見たときの衝撃は忘れられない。それは私にとどまらずアメリカ人の観客をも含めての話である。映画が終わると拍手喝采なのである。私が日本人とわかるや矢…
>>続きを読む人生を通して核反対を強く否定した黒澤明の水爆に対する人間の恐怖心を描いた映画。
異常なほど水爆に対する恐怖を抱く主人公。異常なのは彼なのか、それを軽視して安心しきって暮らしている人たちなのか。着眼…
主人公に共感できた・できなかった、って感想文が量産されるのは国語教育の失敗でしかないと思う者ですが、黒澤作品中でも断トツで共感されない主人公を久しぶりに見て思い出したり今回初めて思ったことよろず
…
〖1950年代映画:人間ドラマ:東宝〗
1955年製作で、一貫して反戦を訴え続けた黒澤明監督が、原水爆の恐怖を真正面から取り上げた異色の人間ドラマらしい⁉️
情報が少なかった時代には…確かに…って作…