このレビューはネタバレを含みます
二人で暮らす母との葛藤から家を出て、四国をひとり旅する16歳の物語
母への反発、何者だかわからない自分への不安、顔を知らぬ父への憧憬、父性の希求、自らの開放…さまざまな意味を持つ旅とその重さを象徴…
思春期の衝動的な旅なので漠然と、最後は然るべき所に帰るという構造なのだと思っていたんだけど、色んな偶発的な要因が重なってしっかりちゃっかり別の土地に根付いちゃうところ、恐れ入った。
旅のスタイル…
賛否両論ありそうだけど、僕は好きな映画だった。悩んでる時に見て、初々しさとそれ故の勢いを思い出したい。内容自体は若干軽薄に感じないこともなかったが、(今の心情的に)それが良かった。のと、少女のこれか…
>>続きを読む16歳の文学少女が放蕩母ちゃんの元から家出して88箇所参りをはじめる。
女の子、めっちゃいいじゃん、、、(泣)
女の子の、いろんな表情が何度もアップで映されて、それが毎回、たまらなくきます…。
海…
素九鬼子原作。貧しい母子家庭にも学校も嫌になった16歳の少女の家出放浪記。巡礼旅から始まり、自由を謳歌する中で、世間知らずだった彼女が大人の醜さや性に直面し、生きることの重さを感じていく姿が鮮烈に焼…
>>続きを読む旅に出た少女の心の動きが私詩的に描かれている。分かり合えないことや、自分とは切り離せない血の繋がりのようなものを理解しながら、少女が成長する。
イントゥザワイルドが大自然やら社会やら、もう少し抽象的…
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ママといつかこんな長屋に住みたいわ
ママとわたしで鰯が二匹あれば十分だわ、焼いて熱いところを生姜と醤油で食べたいわ
ママ、わたしは今、男と行商をしています。男との生活はいつまでつづくかわかりません…