明治30年、九州小倉に博奕で故郷を追われていた人力車夫の富島松五郎、通称「無法松」が舞い戻ってきた。芝居小屋の入場を拒否された腹いせに、同僚の熊吉と枡席でニンニクを炊いたりする暴れん坊も、仲裁の結城…
>>続きを読む監督 稲垣浩
三船敏郎さんを見たかったので。
めちゃくちゃ大好きでした。
ぶっきらぼうで
声も態度も大きいのに母子の前では
背中を丸め小さくなってしまう松五郎の
祇園太鼓のバチ捌きが格好良くて痺…
クレジットに散らばる玩具やお菓子は子供達へ松五郎からの贈り物。切り取られた画はなんとも美しく、移り変わる心の機微を物語り、その中を自由に動き回る人はサイレント作品の様に滑稽で楽しい。物語は季節と日本…
>>続きを読む3月に国立映画アーカイブへ行った時のトークショーの中で取り上げられていて、いつか観ようと思っていて今日観た。
タイトル音楽が「序曲」として機能しているとのこと。
無償の愛に近い義理堅さを感じた。
…
1943年公開のオリジナル版と設定はほぼ同じだが、印象が大分異なるのは白黒とカラーの違いだけではないと思った。
時代の空気感ともマッチしていたのだろう、前作は日本映画史上の傑作だと感じたが、惜しまれ…
小倉で人力車の車夫を務める松五郎。喧嘩っ早いが男気がある地元の有名人。ある日、木から落ちた子供を助けたことが縁で吉岡家と懇意になる。ご主人にも気に入られ家にも出入りするように。しかしご主人は突然亡く…
>>続きを読む何度も映画化やテレビドラマ化された超有名作だが今回通しで初めて見た。三船敏郎の松五郎は「七人の侍」の菊千代が明治の世に転生したかのような趣。無骨者とは少し違ってバカ正直で切符がよく人情味が厚く吉岡家…
>>続きを読む・カラーと映像表現がピカイチで芸術、エンタメ点がとても高い
・コミカルな三船敏郎がマストロヤンニを彷彿とさせる
・見せ場も適度にあり104分という長さなので完璧な映画と言える。
・よ、よし、よしお…
真っ直ぐすぎたんですよね。武士みたいな人。最期に向かったのが小学校ということと、朝になって子供たちがわらわらと集まっていくところ、すごくいい。
リメイクということを全く知らずに見ました。戦時中に撮…
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