しみじみと良い映画であった。
20世紀初頭の、まだ教育を受けられるのは一部に限られていた時代
車曳きの松五郎が市井に生きる姿を情緒豊かに描いた秀作。
三船敏郎と高峰秀子はさすがの存在感。
画も…
いい映画だなあ。哀という感情があり、泣ける。
なんですかね、フェデリコ・フェリーニの道を思い出しますね。
回る力車の車輪で止まらない時間の流れと松の人生を表現し、とうとう回るのを停めたところでウ…
泣いた。
松五郎が幸せな人生を送ったのか、不幸せな人生を送ったのか、という判断は人によって違うのだと思う。僕はこれでも良かったと思うのだ。
今の世の中の生きづらさというのは、成功必須論みたいのがある…
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