始めのうちは話がさっぱり分からず眠かった。しかし映像は終始緊張感を漂わせ(この緊張感はどこから来るのだろう。モンタージュなど存在しないのに)、話も分からなさを含みながらもわかってきて、緊張感はどんど…
>>続きを読む長尺で、クジラを乗せたトラックのライトが住宅を照らすして進むだけ、銀のトタン屋根のトラックが通過するだけ、暴徒が固まって歩くだけなのにずっと見ていられる。他のことを考え始めたりなんか出来て楽しかった…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
・純正律に基づいたヴェルクマイスター音律は音一つひとつを星だと思えと主張する。つまり国民を「うなり」なく統率する国家のメタファーである。鯨はリヴァイアサン、巨大な国家の象徴である。
・純正律の批判は…
渋谷シアターイメービフォーラムにて。
長回しにしても長い淡々としたシーン、長い先に何か起こるのかと観てるとそのままそのシーンは終わる。
モノクロ映画の明かりのない室内など、何度か寝落ちてしまったシー…
楽しみにしてたのにほぼ寝てしまった。最初の酒場のカットでは、太陽、地球、月に見立てた酒場のごろつきたちとのごっこ遊びは何か起こりそうで見入る。どこかに全員でカチ込みし終えた後のランカンに映る影と下に…
>>続きを読む