いきなり冒頭から、テオ・アンゲロプロス監督お得意の、“2つの時代をひとつの場面で見せる”やつに戸惑うわ、身構えるわ。
その代わり、かなり純度の高いロードムービーでもあり、幻のフィルム3巻の行方に引…
あらゆる事象が予定調和の中にある。
ハイカルチャーへの憧れが鬱陶しい。
長回し内における運動について、あえてつまらなくすることで終わることのない悪夢の最中にあるということを表しているのであれば、確か…
バルカン半島を横断し、古いフィルムを探す旅に出る、国境を超える度、国の情勢は激しさを増し、最後は戦火にまみれるサラエボの地へ。
印象的だったのは、ウラジミール・レーニンの巨大な像の顔部分が、船に載…
強烈な画力と幻惑されるようなロングショット。
3時間ある物語の進みはかなりスローでもどかしいけれど、定期的に差し込まれる凄まじいショットで集中力が保てる。
それは黒い傘を持ち立ち尽くす集団だった…
「人間の旅の全てを、終わりなき物語を語りつづけよう」
行きつけの映画カフェのマスターが、快く円盤を貸してくださり、念願の鑑賞を達成
初のテオ・アンゲロプロス監督作品ということもあり、緊張したが、…