この広い空のどこかにの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『この広い空のどこかに』に投稿された感想・評価

3.0
〖1950年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1954年製作で、川崎市で酒屋を営む一家を描いた人間ドラマ⁉️
いろいろあるけれど、それでも家族なんだなぁって作品でした。

2023年1,562本目

最初は少し物足りないというか、もっと嫁(久我美子)vs小姑(高峰秀子)のドロドログチャグチャしたバトルを期待しちゃったんだけど(ゲスい)、話が進んでいくにつれ、こういう「みんな幸せ」展開ってアリだよ…

>>続きを読む
3.6

高峰秀子のお琴…
酒屋の長男に嫁入りした新婚夫婦。酒屋には母のほか、戦中の空襲でびっこを引く程の怪我を負った28の妹(高峰秀子)、寝坊助の呑気な弟がいる。高峰秀子は6年前に不倶を理由に婚約破棄された…

>>続きを読む
3.7

小林正樹監督の松竹大船調ホームドラマの佳作。川崎の町酒屋の人情味溢れる風景の懐かしさ。ひとつ屋根の下、嫁姑同居の心配りが実に暖かく居心地が良い。今では見られないご近所付き合いのおおらかで朗らかな事、…

>>続きを読む

昭和の家族ドラマの源流に位置するような映画といった印象
家族が抱える葛藤や距離感を叙情的かつ抑制の効いた演出で描いていて、特にラストの清々しい余韻がすばらしい

佐田啓二の端正かつ柔らかい佇まいがツ…

>>続きを読む
YAZ
4.0

久我美子と佐田啓二の観る

戦争の傷痕残る昭和29年
川崎で酒屋営む一家の日常を長
野から嫁いだ嫁視線で見せる。
小林正樹監督

松竹らしい小市民映画
料理も得意ではなく器用ではないけど笑
顔絶やさ…

>>続きを読む

話の美しさ、親しみやすさ、個人的好みで言えば星5だった。映画の中に出てくる全てのエピソードが好きだ。敗戦後の重く冷たい空気が拭いきれない1954年。それでも明日に向かって気丈に振る舞う人々の姿が眩し…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事