アプレにヒロポン売春みなしご戦争孤児それに引き揚げと尋ね人
戦後10年の世相を知ることができる群像劇。
ラスト駅の見送りシーンで、わざわざ自衛隊送別を奥に入れるのは、逆コースと言われたものに対する…
ヒロポン
コメディからノワールへの移行。かつ群像劇で銀座記録映画という側面ももつジャンルミックス。物語の展開はややお利口で、中心不在の群像劇はやや緩慢。川島の振り切ったデタラメさが好きな自分からし…
ライトなコメディの入り口から、ダークな夜の銀座。モガにアメリカンなノワールと、既に30年代でやっていた小津安二郎は早いですね。ナレーションベースの犯罪録、警察24時ではなく銀座二十四帖。オープニング…
>>続きを読む主題歌「銀座の雀」。1955年川島雄三監督、日活映画。上空からの撮影は当時の銀座界隈を生き生きと映し出し、まるでドキュメンタリー。森繁久弥はナレーションではなくジョッキーとして登場。確かにラジオのデ…
>>続きを読むこれは気に入った。当時の銀座の様子が味わえるなかなか素敵な映画でした。
一枚の絵を巡ってそこに関わる人達のてんやわんや。お話自体を追ってみれば深い人物描写やあっと驚く展開が待ってるわけでもなく。
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1人の画家を探すというストーリーを軸に複雑な人間模様が絡んでいく展開は面白かったけど、若干間延びしていた。テンポ良く90分くらいにまとまってたらもっと引き込まれたかも。銀座や大阪の繁華街をナレーショ…
>>続きを読む「ナレーションを心理説明に使うのはやめよう」と、川島は決めていた。だが、森繁のナレーションは観光案内的で物語の邪魔。話のさわりで終わるネタも多く、納得できない作り。
三軒茶屋スタジオamsにて、16…
川島雄三監督いわく、今作は「当時の銀座を記録するのが主で、ストーリーは従」なのだそう。昭和30年の銀座の風俗を観るのが楽しかったです。
森繁久彌によるナレーションで、銀座の街について紹介する遊び心…