浮き雲の作品情報・感想・評価

「浮き雲」に投稿された感想・評価

夫婦で失業、世の中うまくいかなくても何とかやっていく
全然うまくいかない

アキカウリスマキの美学というか、人の浮き沈みを上手に描いてる

おしゃれ
YOU

YOUの感想・評価

4.0
先日新聞でニューヨーク州弁護士・山口真由の
話が載っていた

 高校生になると、ディック・フランシスや
 フレデリック・フォーサイスなどの論理的な
 文章に引き込まれました。
 行間とか余韻とかではなくて、
 描写が細かいんです。
 「この人はこういう人であった」と書かないで、
 細かい事実を積み重ねることで、
 その人の全体像を描き出す文章の書き方が好きでした

映画でいうと小津やジム・ジャームッシュ、
そしてこのアキ・カウリスマキだろうか。
実際カウリスマキ監督は
小津映画に影響を受け、
ジム・ジャームッシュと親交があるそうだ

といっても、実はカウリスマキ映画は初めて。
『愛しのタチアナ』と2作が収録のDVDを借りた。
いろんなところでカウリスマキの名前を聞いた。
知る人ぞ知る、映画好きに愛される監督のようだ

アキ・カウリスマキとの記念すべき
最初の出会いとしてこの映画を選んでみた。
『過去のない男』『街のあかり』へと続く、
《敗者三部作》の第一作目である

冒頭のレストラン、黒人ピアニストの生演奏から
引き込まれる。
その後も音楽が印象的だ。
大仰なところがなく、シンプル。
それでいて、どことなくユーモラス。
小津映画的であり、好きなところだ
------------
 空に浮かぶ雲に
 君は手をのばす
 流れ行く雲は
 僕の心のよう
---------------
幸せは人の内側にあり、
成功は外側にある

金や地位や名誉は外側の世界の話。
社会の歯車としての性能。
それはそれで生活をしていく上で必要だが
幸せはそれとは違う世界のこと。
社会の荒波で不幸になるのは
そこの違いが分かっていないのだと思う。
内側が外側で汚れてしまっていることを
擦れているとか、俗物という。
内側をピュアにしておくことが幸せに通じるのだろう
ある夫婦が失業して再起するまでを描くハートフルなストーリー。
ビビッドな色合いの背景と流れるロック調の音楽、人物の配置、感情を表に出さない登場人物、そして度々テーマとなるレストランの再建などは監督らしさを存分に感じる。
夫婦の状況の変化に応じて立ち位置座り位置が変わるのが興味深い。
息巻いてカジノに向かい次のカットで奥さんの元に近寄る夫の、一目で「あ、負けたな」と分かる表情がじわる。
人生は空に漂う雲のよう。日々形が変わり、未来は何が起こるかわからない。
夫婦で空を見上げるラストカットが現実と地続きであるように感じさせる素敵なショット。
見終わったあと頬をかすめる風がとても爽やかだった。
90年代フィンランドの失業率が高かった時期の社会を題材にした1994年公開作品。

路面電車の運転士を解雇された夫ラウリ(カリ・ヴァーナネン)、働いていたレストランが潰れた妻イロナ(カティ・オゥティネン)。坂道を転がり落ちる夫婦が行き着く先は...

アキ・カウリスマキ監督らしく無口な夫婦が主人公の今作。直接的な激しい感情表現は少ないけど、悲しみだったり、愛情だったりが感じられて、惹き付けられますね。

ひとつのシークエンスの中で敢えて見せないシーンがあったりするけど、シーンの繋ぎが上手なので、カットされているシーンも想像出来、違和感なく観られました。

路面電車の江ノ電みたいな緑、妻のコートの赤、夫のシャツの青、色あいも綺麗でした。そして音楽、冒頭のジャズピアノも良かったです。

カラーテレビで喜びや悲しみを表現しているのも、上手いですね~(笑)
えりか

えりかの感想・評価

4.0
鑑賞記録。
Kyosuke

Kyosukeの感想・評価

4.4
プライドと現実、不況と希望の中で溢れている愛が素敵。シーン1つ切り取っても壁紙や小道具の色味がきれいだし、カウリスマキ節の独特なリズムも心地よい。
tokio

tokioの感想・評価

4.1
Rec.
❶19.05.14,rd
sugi

sugiの感想・評価

4.4
色々あったけど良かったね!

犬が抜群にかわいい
miyu

miyuの感想・評価

4.4
『希望の彼方』などの 最近作にも通ずる様なアキ カウリスマキ カラーが全開で画像の美しさが これぞ アキちゃん…ってイメージです✨

敗者3部作の一つ。。。

最近見た アキ カウリスマキ⑥
(彼の作品はまだ8作しか見とらん)

毎回 同じ様な出演者で
あっ また出てる…みたいな顔ぶれが多い印象…

この前見た『過去のない男』のカティ オウティネンもバリバリ良かったんですが、本作の彼女も素敵です。。。

本作が作られた頃のフィンランドは、失業率が軒並み高い時代で、その世相を表しているんでしょうね。

夫婦共に 失業という踏んだり蹴ったりの
生活…
必死で 就活するが 38歳の嫁と 40代らしい夫に なかなか 仕事は舞い降りない💦

日常が 凹むことばりで タバコを吸う…
仕事を探して 面接してるのに タバコを吸う…
夫婦で 凹みながら タバコを吸う…

今は 分煙とか 言われる時代なのに
レストランでも タバコを吸う…

どん底の様なのに…
それを 救ってくれるヒトが現れ…
そんな あったかいひかりが
ほわん ほわん と 自分のハートまで
暖かくしてくれる映画🎬

アキちゃんの映画を見始めて
良い味を出していた マッティ ペロンパー
なんか 寂しい気持ちなりました🙏
今頃かょ…なんですが…💦

あと アキちゃんが 自分で評価つけてる
Aランクが 三作見れてないし
なんとか 見たい。。。
Bランクが 三作…
とりあえず この辺りまで ぼちぼち 探すとしよう🎵
>|