ヒロシマモナムール/二十四時間の情事の作品情報・感想・評価

『ヒロシマモナムール/二十四時間の情事』に投稿された感想・評価

tsura
4.2

女はそれを「見た」という。

女はそれを「知ってる」という。

女はそれを「理解した」という。


しかし男はそれを「見ていない」という。

夜更け。
あるホテルで男女が抱擁し、情事に耽るなか語りあ…

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3.5
このレビューはネタバレを含みます

ヒロシマとパリを映像とモノローグ/ダイアローグでつなぐポエジーな映画。政治的なメッセージを読み取ろうと努力すると、非常に難解な映画になってしまう。
政治性から離れていく恋人同士の対話とも言えぬ言葉の…

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3.9
こんなに魅せられた映画は久々。
素晴らしい映画!
天才、畏敬。
3.9
まず当時の広島の風景を収めている点で、非常に史料的価値の高い映画になっている。特に後半に出てくる広島とパリの風景を交互に挿し挟むシークエンスは圧巻と言っていい。

面白かった。傑作。
戦争という惨事から映画という媒体(メディア)は何を描くことができるのか。

そもそも映画という「第七芸術」の本質はエンタメ的な"楽しさ"ではなく、他の芸術分野に無い”新しい表現”…

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4.0

フランスのニュー・ウェーブを代表する映画の一つで、なんと舞台は戦後の広島。フランス人女性と日本人男性の恋愛を一つのテーマにした、今日においても非常に珍しい内容です。なんと男性俳優の岡田英次さんはフラ…

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1990
-

わかったつもりで
わかっていない
何も



冒頭の重なり合うGrittyな2人の腕が忘れられない

夜の街、あるいはネオンが、
溝口健二の赤線地帯を彷彿とさせた

男と女の運命の重なり合いが
広島…

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8月6日に観る映画
フランスの美人女優さんに渡り合うハンサム岡田英次さん、凄い……(この後観た『ひろしま』では全然イケメンに見えず中年の先生って感じなの、、俳優ってすごいな)
あ、そうか、二十四時間…

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80年前のこの日は、広島に原爆が投下された日。
私たちが忘れてはならないこの日に選んだのは、日仏合作の『ヒロシマモナムール』。
平和映画撮影のために広島にやってきた女優と、日本人建築家の、戦争が引き…

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忘れたい 思い出したくない 思い出す時はまたあの苦しみに直面する時だから
でも忘れたくない! 覚えていたい! 無かったことになんてできない、しかも無かったことにはならない
忘れ、苦しみ、思い出し、ま…

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