当時の富裕層の人々の日常を皮肉的に描いている作品。そういった部分でのメッセージ性はあるのだろうが終始単調なテンポなので気楽に観れる。食べたいのに食べれない、セックスしたいのにできない、寝たいのに寝れ…
>>続きを読むなんだか唐突に場面が切り替わるけど、そこがいい。
いつまで経ってもまともに食事ができず、お茶さえ飲めない。
やっと食事ができてエンディングを迎えるのかと思ったらそうでもない。
捉えどころのない雰囲気…
食事に辿り着けないループと夢オチが、妙に心地良いテンポで展開されるので、意味不明ながらもひきこまれた。
全員で田舎道を歩くシーンと急に劇場の舞台になるシーンが好き。
U-NEXTで観終わったあと表示…
ずっと買うか迷ってた四方田犬彦の『ルイス・ブニュエル』を買ってしまったのでこの人の映画は観られるだけ観ることに決まりました。
こちらは晩年の一作。感触はわりと好きだけど意味はぜんぜん分からない映画…
ブルジョワジーな人たちへの痛烈な皮肉のメッセージでした。亡くなった人がすんごい怖いメイクして出てきたり、神父様がライフルで復讐したり何でもありで、途中から皮肉を通り越してコメディー色が強かったかな。…
>>続きを読む死ぬまでに観たい映画1001本より703本目
とりあえずブルジョワジーの性根を知る映画ですが、本性出すのがお腹減ったのにご飯食べられないハプニングから垣間見えるとか、ただの野生動物やないか(;・∀…
「食べられない」不条理劇。暗闇を走る冒頭から暗中模索。戦争もあり、テロもあり、途上国に対する見下しも、無意味な知識マウントもある。死への不安が意識のどこかで爆発しかかっているのだが、夢か現実かも分か…
>>続きを読む「不条理な現実に、不条理で立ち向かう」というブニュエルの闘志は本作でも健全。
資本主義が加速すると、人々は匿名化し、アイデンティティが無くなる。その喪失感と不安を押し殺すために、人々は何をし始める…
ブニュエル6本目
毎度、彼の作品はよく分からないんだけど、ブラックユーモアが効いていて比較的難易度低めの作品。
ブルジョワの皆様がドライマティーニの楽しみ方を丁寧に説明してくれるが、一向に満足でき…