80年代頭の古典的名作ホラー。ここでの演出は現代のホラー映画にも受け継がれ、なにより「館系ホラー」が好きな人は楽しめるはず。
ただホラー映画としてはあまり怖くない。これは主人公が不気味な館に対して「…
真白に塗り潰された微睡み。意識は眠りと目覚めの行路の中。綴じ込めたほころびは始めから幻影であったかのように余所余所しく、奇妙な気配だけがやけに親しい。夢を見よう。それが悪夢であったとしても、夢を見よ…
>>続きを読む不幸な交通事故で妻子を亡くした中年の男。大きな古い屋敷で新しい生活を始めるものの、そこは何かがおかしい。次第に増える奇妙な現象は、遥か昔そこで起きた出来事を男に語りかけていた---
うつくしくかな…
お化け屋敷映画です。
「死霊館」の前半部分のように音やちょっとした違和感で怖がらせてきます。幽霊登場シーンは結構ショッキング。
ターゲットが妻と娘を亡くした初老のおじさんなのですが、このおじさんが…
当時全盛だった大々的に幽霊を見せたり血糊を使ったりする恐怖とは一線を画し、今日の様々なホラー映画の始祖となる恐怖表現をふんだんに生み出した傑作。
幽霊と接触する人間自身の精神的不安定さが明示される、…
この映画が怖くない面白い理由は、主役のおじいちゃんが霊現象を最初から完全に受け入れて全く怖がらないから。
なるほど恐怖映画ってのは誰かが怖がるところ、怯えるところがないと怖くはないのかと再認識。
映…
転居した家で起こる怪奇現象の謎に迫る初老の男性。このおじさん、ちっとも怖がらない、それが私にとっては謎。でも、このおじさんのお陰で着々とポルダーガイストの原因がわかってくる。その過程がゾワーとこわい…
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