このレビューはネタバレを含みます
20240511
美しい構図、マッチカットによる対比、口笛や影、風船といったモチーフ。人間が人間に対して行う残酷。100年前とは思えない映像と脚本で、久しぶりに度肝抜かれた。映画制作のアイデアの宝…
初フリッツ・ラング。
ほぼ100年前の映画でありながら、映像の画角や構図が良く、新鮮ささえ感じた。
犯人を追い詰めていくことで周囲の者の素性がわかっていき結果的に本当に悪いものは誰なのかわからなく…
約100年前に幼女連続殺人事件を描き、それは日本でもM宮崎勤によって実行された。もしかしたら宮崎もこの映画を見ていたかもしれない恐怖。
殺人鬼が自らを弁護し、正当化しようとするシーンが一番恐ろしく、…
フリッツラング初のトーキー映画との事で鑑賞。
ヒッチコックの下宿人や恐喝に影響を受けて作られたようだが、個人的にはヒッチコックのそれらの作品や、サイレント時代のフリッツラングの作品には及ばなかった。…
ドライヤーを観た時のように、かつて映画が一度完成したことを考える
普段は物語をあまり考えすぎないようにしているのだけど、ドイツ、この警笛のあとにナチスなどが出てくる世界に生きる我々、芸術にできること…
ベルリンで少女連続殺人事件が起きる。不安と疑心暗鬼に満ちた人々は殺人鬼逮捕に奔走するのだが…。
ヒットラーが独裁政権を掌握する2年前の1931年当時のドイツ映画です。まるでタイムマシンのようでもの…
犯人VS警察VS他町民全員の幼女誘拐連続殺人事件。
1カット1カットがとても決まっている。ヒトラー政権になる二年前の1931年公開のドイツ映画。最近買ったフィンチャー本を読んでいると、その序章にフ…