これは始めて観ました
後期のサークの中では下の方といっても元々の水準が高いけど
ジューンアリソンはアメリカの良妻イメージだから、こういった芝居より、やはり夫を支える的なステレオタイプな奥方像を思い…
久しぶりのサーク映画よい。純真無垢なアメリカ女が愛を知り大人になる...ヒロインは夢見がちな少女像を体現するかのようにいつも真っ白な服を着ている。それが最後には(借り物だけど)紺色のコートに着替えて…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
異国ドイツを舞台に、波乱の予感がプンプンするアナーキーな天才指揮者と安泰な医師との狭間で揺れるアメリカ人女性。メロドラマの鉄板というか、当然(?)指揮者は既婚者である。おそろしいのは、その妻が精神を…
>>続きを読むこのブルジョワジーなメロドラマ
なにもかも壮観でステキでした
ピクニックにしろ自殺未遂にしろ湖がいい。何よりいろんな制限の中、雷雨とライティングだけで愛情を描くのはすごい
ジェーンアリソンはハスキ…
"普通"のアメリカ人女性が異国で恋に落ちた相手は有名指揮者。夢にまで見たロマンスと輝かしい未来が花火のように散って消えていく、大人の恋愛映画だった。
全編通して美しい映像とは対照的に、お話は辛辣でほ…
自宅2
まずこれだけは言いたい、全部トニオのせいやろ!
…すっきりしたところで本題。
ありがたいことにサーク先生のBOXをお借りしてたくさんの作品に触れるたびに思うのが、映画における「画」の…
どうにかしてダグラスサークの素晴らしさを自分の言葉で語りたいのだけど、これが大変難しいのです…。
「平凡なアメリカ人の女」ヘレン(ジューン・アリソン)は、幻想的なまでに美しいミュンヘンでドイツ人の…
これも傑作だけど、ヒロインが基本的に最初から最後まで受け身で行動するが故に、他作ほどの密度はない気がする。後半から結構違う話になっていくのだが、終盤の湖のシーンとか良い。ヒロインではなく病の妻の方が…
>>続きを読む