さすらいの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『さすらい』に投稿された感想・評価

とうじ

とうじの感想・評価

4.5

最も難解でとっつきにくい映画監督のうちの1人として知られているアントニオーニだが、割と自分は好きで、特に「難解だから煩わしい」と思ったことはない。
彼の「砂丘」という映画では、砂漠の丘陵地帯で、10…

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ネオレアリズモの土壌から培われた「貧困道中記」の趣もあるにはあるが、貧困より実存を描きたい欲求みたいなものが随所に表れているなと思った。
okawara

okawaraの感想・評価

4.0
根無し草の父娘が放浪の末にたどり着くガソリンスタンド。町の手前に位置するいわば中継地で、その見晴らしの良さとは裏腹に、あらゆる生が停止する光景がなんとも絶望的で素晴らしい。
crow

crowの感想・評価

3.9
女に翻弄された男の話。

まさか、ああなるとは、、、。
アントニオーニの色気の出し方は、すごく好きだなあ。映画的な色気って感じがして。
Dan

Danの感想・評価

4.1
車通りの多い道沿いのガソリンスタンドは昼も夜も休み無し
途中で寄る場所という性質上そこに留まるはずがないと後で思った
子供を連れている不便の解決としてさっさとバスに乗せてしまう唐突さにウケた
XXXXX

XXXXXの感想・評価

4.2

初めてのミケランジェロ・アントニオーニ監督レビュー!スティーブ・コクラン、アリダ・ヴァリ、ドリアン・グレイ出演。

「もう愛せない 好きな人がいるの🥺」

と妻に去られる男。男は幼い娘を連れ当てのな…

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wong

wongの感想・評価

3.8

ネオレアリズモ。歴史と国ごとで映画の特色は異なる。巨匠と呼べる人は多くいるが、この時代のイタリアは本当凄い。イタリアの映画がもっと何かを深掘りたい。アントニオーニのさすらいは、1人の男の愚直な思いと…

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Omizu

Omizuの感想・評価

4.0

【1959年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
ミケランジェロ・アントニオーニ監督第6作にして初めて日本に紹介された作品。ロカルノ映画祭で大賞を受賞、カイエ・デュ・シネマ誌ベストテンにも選出され…

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anna

annaの感想・評価

3.8
初期の作品、ということで、個人的にはカオス感は少し足らず。
シリアスなのにちょっと笑えるところもあって、変に身構えちゃった。
寒々と貧乏くさくて辛気臭い映画で、舞台も地味な田舎で観てて全然楽しくない。女の子が可哀想だし。昔の名作らしいけど今わざわざ観なくてもいい映画だと思う。
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