敵と味方の間を行きつ戻りつしながら戦争という運命に翻弄される一人の男を描いた物語(原作は実父の小説『"祝新年"作戦』)や、雪原での銃撃戦は、前作『七番目の道連れ』からも引き継がれている気がした。
…
集団と個人、戦時中の人間心理を描いていて非常に興味深かった。
ラストの銃撃戦はまるで西部劇みたいだったし、ソ連でのヒトラーネタとか、見所たくさん!
お父さまの小説が原作だそうで、そちらも是非読んでみ…
パルチザンはつらいよ。戦時下にあっては弾(もしくは人)はどこから飛んでくるか分からない故の疑惑。それを払拭して一度失われた同胞の信頼を取り戻すってのはなかなかどうして難しい。裏切りの上塗りと裏切りを…
>>続きを読む1942年、ドイツ占領下のロシア北西部。ドイツ軍に降伏していた男が脱走、厳しい闘いを続けるパルチザンに参加してきた。軍事委員は銃殺を主張し、その男には常に疑いの目が向けられていたが……。作家であっ…
>>続きを読むパルチザンドキュメンタリー。14年のお蔵入りを食らってるそうで。
演出的に誇張がないというのもあるが、銃撃は視覚的でなくもっぱら銃声という音として存在している。その音が聞こえると誰かが死ぬかもしれな…
アレクセイ・ゲルマン2作目。
今回観た三作の中では、これが一番好き。
当時、ソ連もナチスドイツと戦っていて、結構侵略を受けていたわけで、侵略された地域では、ドイツに(仕方なく?)協力していた者や…