アレクセイ・ゲルマン監督作品は初鑑賞でしたが、とにかく画の迫力が凄かったです。
モノクロのシネマスコープで撮影された映像は、とても90年代後半に撮られたものとは思えない質感。
狭い空間をぎゅうぎゅ…
このレビューはネタバレを含みます
年を取り丸くなるどころか撮り重ねる度に作品は長く汚く過激になってて笑うしかない。本作も語り部は幼き日のボク、自伝的要素でもあるのかしらん。ユダヤ人医師によるスターリン暗殺計画とそれに纏わる反ユダヤと…
>>続きを読む外科医のユーリーは、KGBの陰謀をしり、逃げるが、捉えられ、山間部の別荘で、スターリンの治療を頼まれる。だが手遅れ。そのような事件に巻き込まれながらも、逞しく生きる姿は、ロシアの、否、人間の姿の象徴…
>>続きを読む人々の審美的価値観にへりくだらず、かえってそれを挑発するような芸術作品への批判として、「こんなのだったら自分でも作れる」というものがしばしば見受けられる。しかし、本作は一見難解ではあれど、「自分でも…
>>続きを読むズラウスキー作品ほどではないけど、登場人物皆テンション高いし声を荒げて噛み合ってんだか噛み合ってないんだかよくわからないことを喋るよね。
そして登場人物たちは次々にカメラの右から左から奥から歩いて来…
2時間半見て、どんな映画だったのか聞かれたら答えられない。ずっと見てて楽しいのに内容全く入って来ない。
フォーカスが変わる瞬間、廊下のずっと奥から人が歩いてくるタイミング、傘が開くまでの間、白飛びす…
目黒シネマにて『百年の夢』と2本立てで視聴。
時は1953年。反ユダヤ人主義運動やスターリンの死にまつわる激動の時代を生きた医師、クレンスキー少将を、彼の子供が回顧する……
ゲルマン色がゴリッゴ…