このレビューはネタバレを含みます
思い出しレビュー。
監督、アレクセイゲルマンは作劇においてドストエフスキーとの類似性を指摘される事が多い様に感じる。
なるほど、確かに登場人物がポリフォニック(多声楽的)に会話や思想をぶつけ合う物…
1953年のスターリン死去直前に起きたいわゆる医師団陰謀事件と呼ばれる、複数のユダヤ人医師に対する冤罪事件に巻き込まれた男の話。
「昔も今も変わりは無い。子らに寒さは甘くない」
人や物もそれを写…
スターリンの大粛清後
反ユダヤが激化したソ連での生活
なんにでもいつか死は訪れる。
生き物だろうと権威だろうと国家だろうと。
主人公の台詞を借りれば
死などはないが"死の予感"はある。
そんな死…
ネタバレ見てストーリーの概要は分かったものの今もなおイマイチ映像とリンクはしていない
セリフも関係のないセリフが多く登場する人も多い
主人公を見つけるのも一苦労
ここまで難解な映画は初めてだっ…
意味とか話とか繋がりとか考える暇があるのは映画を見れているのか?
そんな問いを投げかけている映画だと思う。
正直、なんの話か全くわからない。
どんな映画か説明もできない。
ただ映画の中のエネルギーに…
圧倒的ぐちゃぐちゃ。ちょっと画面の情報量が多すぎてツッコミきれない......。クストリッツァの『アンダーグラウンド』に近いと思うがさらにカオス。メインストーリーだけ追ったら多分30分くらいで終わる…
>>続きを読む相当期待して観に行ったがそれを遥かに越えてきた
誇張抜きで今まで観た映画の中で1番撮影が凄いし自分の好みにも合致している。ゴダールやファスビンダーの作品以上にうるさくゴチャゴチャしていて話は1ミリも…