揺れる大地に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『揺れる大地』に投稿された感想・評価

4.0

大戦直後のシチリア、漁師たちはいくら魚を獲っても網元(字幕は仲買人になってたけど漁業経営者のこと?)に安く買い叩かれいつまでも暮らしが楽にならない
ずっと島で暮らしている漁師たちはそれが当たり前だと…

>>続きを読む
3.9
映画とは一体何なのだろう。
考えさせられた。
生きている映画作品。
3.4

ヴィスコンティは後年に豪華絢爛な大作ばかり作るようになるが、モノクロ時代は庶民の市井生活をリアリズムを基調とした描写で作っていた。
当時のイタリアはネオレアリズモ作品が主流だったが、今作はまだ暗いう…

>>続きを読む
Ikki82
3.6

ヴィスコンティは『ベニスに死す』しか観たことがなかったので、少し風変わりな作風の監督かと思っていましたが、本作はシナリオも演出も王道の作品でした。

とはいえ、当時のイタリア映画によく見られる貧困層…

>>続きを読む
3.5

ネオリアリズモの代表作として有名なヴィスコンティ監督の作品。上映時間が160分で、これまで何回か途中で見るのをやめていた因縁の作品だった。シチリア島の漁村に暮らす青年を描く。

原作を元にしているも…

>>続きを読む
3.8
このドキュメンタリー仕立ての作り方はどうなのだろうとも思うが、緊張感のあるよい映画とも思う。

中間搾取に嫌気がさした漁師が中間業者に反旗を翻して借金して独立を試みるも、嵐の日に出た漁で船が大破し職を失い、抵当に入れた家も持っていかれ身ぐるみ剥がされて中間業者の雇われ漁師としてまた搾取されてい…

>>続きを読む

なかなかのバッドエンドの様にも見えるが希望はある。当時はこんな類のものがサラッと普通に制作されていた。なんでもハッピーエンドで感動させりゃいいってものじゃない。現地の人間を起用したり忠実に再現したと…

>>続きを読む
4.0

過去鑑賞

時代に翻弄されるシチリア島の漁師一家がたどる苦難の日々。

イタリアの巨匠ヴィスコンティが現代にも通じる搾取社会を力強くリアルに描いた初期作品でネオレアリズモの代表的作品でもある。

プ…

>>続きを読む
3.6

ということでジャン・ルノワールの助監督も務めたルキノ・ヴィスコンティの初期作品🎬

シチリア島の漁村を舞台に、代々漁師を営む一家がたどることになった辛苦の日々をドキュメンタリータッチで描いた、ネオ・…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事