血は渇いてるの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『血は渇いてる』に投稿された感想・評価

hrt2308

hrt2308の感想・評価

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松竹プラス

1960年作品。

鬼才吉田喜重+スター佐田啓二の珍しい顔合わせによる作品。

自殺未遂の男が生命保険会社に担ぎ上げられ、自らの戸惑いをよそにマスコミの寵児となり悲劇に突き進んでいく、…

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rin

rinの感想・評価

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(別媒体から感想を転記)

2023/06/12
リストラへの抗議集会での自殺未遂により一躍有名なった男を通して、メディアが作り上げる偶像の強大さと虚しさを描く。吉田喜重は『エロス+虐殺』だけ観たこ…

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保険会社に勤める男が社員のリストラを止める為に拳銃自殺を図る。一命を取り留めた男はそのセンセーショナルな出来事に食いついたマスコミによってスターに祭り上げられることに。マスコミ報道を皮肉った社会派映…

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佐田啓二がやたらカッコよくみえる。芳村真理はこんな上手な女優だったのか。

佐田啓二(木口高志)
三上真一郎(原田/「週刊日本」記者)
芳村真理(野中ユキ/昭和生命広報部員)
織田政雄(金井/古参社員)
岩崎加根子(幾代/木口の妻)
佐野浅夫(光沢)
柏木優子(洋子/原田の…

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LEONkei

LEONkeiの感想・評価

3.5

弱肉強食の資本主義社会の残酷さの中で人々は生きることに精一杯で真実を見失う居場所のないカオナシ状態、売上至上主義で記事の為なら手段も真実も問わない醜惡なマスメディアの汚さを吉田喜重が痛烈に描くブラッ…

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あ

あの感想・評価

3.9

良くも悪くも真面目な人が撮ったんだな〜という映画でした。

巨大広告の目が見えてくる演出や、ベッドシーンのライティングが鮮烈で素晴らしかったですが、セリフ回しにお遊戯感が最後まで付き纏い、物語に入っ…

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Tyga

Tygaの感想・評価

3.5

自分が作り出した偶像の暴走(?)に耐えられなくなる様がどこか怪物映画のような趣も感じられた。彼女にとって木口とはどういう存在だったのか。切れて清々した気持ちという単純なものでなさそうなのは、踊り狂う…

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Saaaaa

Saaaaaの感想・評価

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本人が起こした言動から、本人の意図ではないものが汲み取られて意味付けされる。意味付けされることによって本人のものではなかった本当ではなかったものが本当のようになり、それに大衆が群がることで、彼が偶像…

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現代のSNSや広告、メディアにつきまとう問題とかなり近い。炎上でもなんでも 目立って 売れればそれでいいの?映画。

芳村真理さんが素敵だった。

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