1958年/ A TIME TO LOVE AND A TIME TO DIE
/132分, /アメリカ, ドラマ/
監督/ ダグラス・サーク
脚本/ オリン・ヤニングス
出演/ ジョン・ギャヴィン…
このレビューはネタバレを含みます
1944年独ソ戦。前線、ドイツの街などでの空襲爆撃の恐怖は感じた。
戦争はいろんな悲劇を生むということはわかるんだけど、メロドラマ的なところに魅力を感じられなくて長く感じた。
ソ連の民間人を嬉々と…
【第31回アカデミー賞 録音賞ノミネート】
『悲しみは空の彼方に』ダグラス・サーク監督がレマルクの小説を映画化した作品。ベルリン映画祭コンペに出品され、アカデミー賞では録音賞にノミネートされた。
…
ダグラス・サークの映画は、フィルマークスでもツタヤ discusでも、評価高いですよね~。
そして、実際にこの映画観た訳ですが、評価通りの素晴らしい作品でした。
戦争映画ですが、メロドラマの部分が多…
屋内におけるローキー照明が空襲の夜をメロドラマ的な空間へと変容させる。レストランから防空壕へ避難後も、止まない演奏と歌い続ける女性歌手。豊かな細部に感動。窓枠の十字から墓標の十字架へのディゾルブ、水…
>>続きを読むダグラス・サーク監督の戦争メロドラマ。メロドラマが本当にお上手で。
主役はジョン・ギャヴィン。ジャン・ギャバンじゃありません。
爆撃シーン、爆発シーンが見事に表現されています。臨場感があります。…
冒頭とラストの戦場のシーンで、メロドラマの部分を挟む事で戦禍での愛の存在が強くなる。死と隣り合わせでも、未来に希望を持ち未来を描くことの尊さ。
ラストは恩を仇で返されたような形だったけど、彼らがした…
メロドラマにも関わらず、戦場の悲惨な血生臭さを隠すことなく描いていて素晴らしかった。愛と死が常に隣り合わせになっている戦時中にあって、彼らが愛を交わす瞬間には必ず死の匂いがする。その象徴としてのラス…
>>続きを読む