簪(かんざし)の作品情報・感想・評価

『簪(かんざし)』に投稿された感想・評価

3.0
〖1940年代映画:小説実写映画化:松竹〗
1941年製作で、井伏鱒二の小説『四つの湯槽』を実写映画化らしい⁉️

2023年1,984本目

笠智衆が若いですね。笠智衆が若いというのは笠智衆でない気もきますが、ちゃんと笠智衆でした。『按摩と女』の設定とよく似ていますが、よりこちらの方がユーモラスでした。温泉宿での出会いと交流と別れを描きま…

>>続きを読む
tntn
4.2
最後の田中絹代の足取りに、今ここで映画が終わって欲しいような、いつまでも続いて欲しいような気持ちにさせられる。
S
-
2025.0406
Aoyoao
5.0

清水宏監督、井伏鱒二原作。

上映時間71分。
悲喜こもごもの情緒が豊かに詰まった名作だ。

山あいのひなびた温泉旅館を舞台に繰り広げられる人間模様。
情緒が足の裏に突き刺さりケガをした納村(笠智衆…

>>続きを読む

清水宏監督の「按摩と女」(1938)に次ぐ温泉地映画。井伏鱒二の短編「四つの浴槽」(1938:後に「かんざし」に改題)を映画化。主演:田中絹代(当時32歳)笠智衆(当時37歳)。

東京の女である恵…

>>続きを読む
MG
-
笠智衆さん若い

情緒的イリュージョン 大ウケ ダグラス・サークを凌ぐほどのメロドラマだし、ジャック・ロジエを凌ぐほどのヴァカンス映画だということもできる 田中絹代ももちろんだが笠智衆のえも言われぬ素晴らしさよ

「…

>>続きを読む

夏の下部温泉に連泊している人々の中で、笠智衆演じる納村の足にかんざしが刺さり、田中絹代演じる恵美が謝りに来る。
階段の高低や川の流れ、旅館の奥行き、印象的なセリフ、リハビリを使って画面に繰り返しと差…

>>続きを読む
Coral
-
台詞や動作の間が心地よい
人生ベスト級

あなたにおすすめの記事