簪(かんざし)の作品情報・感想・評価・動画配信

『簪(かんざし)』に投稿された感想・評価

4.0

襖を通して奥まで伸びる客室や、川に架けられた木の橋、屈み込んで泣く田中絹代に合わせるようにカメラが低いポジションになると奥から子供が駆けてきて呼びかけてくるショットなど、奥行きの使い方が冴えている。…

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4.0

"情緒が足の裏に突き刺さった"

大広間に襖を何枚も隔てることによって生まれる奥行き。ローアングルによる柔らかさ。手前では子どもがちゃぶ台で勉強をし、中間では女が服を畳み、奥では学者が本を読み、老人…

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安直なカタルシスからほど遠いにも関わらず、情緒的イリュージョンを創出し、それを絶妙に解体する。光の照り返し、川の流れ、風に触れる木々。ただただ見惚れるばかりで、思わず涙が出てしまった。この映画がどの…

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遊
-

アブラハム渓谷かと思うラストショット

客電が点き、似たような背格好のジジイたちが、簪が刺さった笠智衆さながらゆっくりと階段を登って劇場を出ていく
いつものヴェーラの風景なのに、今日は思わず笑けて…

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昼
-

軽いケガと言っていたのにろくに歩けなくなっている笠智衆。「がんばれ、がんばれ」以外の言葉をほぼ喋らない二人のガキ。全裸で川に入っていったと思ったらありえない速さで画面外まで流されていく。まだまともに…

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3.8
面白い!

危な過ぎる橋での「(笠智衆)頑張れ」「尼さん頑張れ」「おばさん頑張れ」の流れが長くて素晴らしい。

恋愛にも発展しない、用が済めばさっといなくなる変な人間関係。

繰り返しのおもしろさ
4.0
誰も連れて行ってくれない田中絹代が異様。笠智衆のサスペンスフルなリハビリの反復も奇怪すぎて面白い。
若者が笠智衆であることで恋愛を回避している。奥行きの演出が流石。
最高の夏のバケーション映画!

「情緒が足に刺さった」

永遠に続きそうな愛おしい日常。
でも、あっさりと夏が終わる。

とくにあたりに何かがあるわけでもなく事件らしい事件が起こることもない山宿の宿泊客たちが過ごす暇な一夏をスケッチした映画ということでこれは日本版のバケーション映画、クレーマーの学者先生に戦々恐々の隣部…

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4.2

戦争の差し迫る(戦禍含め)不安な時期に、湯治に行ってた人も絶対いるよなあと最近想像してたので、丁度そんな夏休みの話だった。
がんばれがんばれがんばれ‼️‼️

先日『風の中の子ども』観たが、数年経ち…

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