怪作にして傑作。「2001年...」「シャイニング」「時計じかけ...」とキューブリック映画を見てきました本作が最も好み。鬼教官による扱きから始まり、夜のトイレ、そして地獄の戦地。1作品の中で色々な…
>>続きを読む今年はベトナム戦争終結から50年の年だそうで、この作品をチョイスしてみた。
昔一人暮らしをしている時にこの作品を夜中に観たけど、あの前半の微笑みデブの狂気の芝居はインパクト強すぎてしばらく寝られな…
戦場ではない場所で亡くなった教官と微笑みデブ。
戦場で亡くなったエイトボール・カウボーイ、ラストの少女狙撃手。
どれも1人の人間の命が失われた瞬間で、
何か意味があるようにも思えるし、
本当に死ぬ…
一つの作品ではあるものの前半と後半で物語の時間軸も舞台がガラッと変わるので一粒で2度美味しい?ような作品だった。
舞台が海軍兵学校と戦場ということもあってか他のキューブリック監督作品に比べると奇抜な…
レナードの夜。
多くの戦争映画の中で、これほどまでにシニカルな視点で描いた作品は無いでしょうね。まさに傑作と呼ぶにふさわしい。
初見時は、狂気に満ちた前半に目が奪われてしまい、後半の印象が薄れて…
二部構成。前半初っ端からきつい(私ここいられない)。罵声が激しくて、メンタルに鋭く突き刺さる不快感。
後半もハラハラはするけど、語弊を生むかもしれないが刺激的じゃない。人が死んだり、戦況が変化する…
訓練教官の罵倒するための語彙力に驚く前半と狙撃手の正体に驚く後半。
誰にでも劇的な展開な死がある訳じゃなくて、死は一瞬で唐突に訪れるし、命は重いし軽いと改めて思った。
戦争映画の終わり方はだいた…
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