エロス+虐殺に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『エロス+虐殺』に投稿された感想・評価

koss

kossの感想・評価

4.0

前衛的な実験と強い作家性の吉田喜重をよく表す作品。ハイキーな白く飛んだモノクロ画面で、全編にわたって緊密に計算された凝った構図と、探求されたロケーションが弛緩なく展開する。構図で代表的なのは画面右端…

>>続きを読む
木

木の感想・評価

4.4

追悼・吉田喜重。

実験的な文芸大作であり、「政治の季節」らしくイデオロギッシユな作品でもある。時代といえばそれまでだが、このような作品がこの時期特有のものであるのはとても惜しい。現代でも通用する表…

>>続きを読む
白くとばされた画面が多用され、人物の肌が良く映える。
そして太陽光を遮る人物を退ける発言があったのはその観点からのものなのだろうか。
yomi

yomiの感想・評価

-
カメラワークと構図すごい
下半分に配置している
書を捨てよを彷彿とさせられたけれどこちらが先なんだ!!
すずす

すずすの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

吉田喜重監督が、思想家・大杉栄と共に当局(甘糟らしい)に殺害された愛人・伊藤ノエを描いたアート映画。

現代パートは不要な気もしますが、シネスコ・サイズの画面を縦横無尽に使った監督の絵作りが冴えまく…

>>続きを読む
あんな

あんなの感想・評価

4.5
鋭すぎる問題意識を感じる。
構図がスゴすぎるし、曲もスゴすぎる。

ロングバージョンを観た。

実際にあった日蔭茶屋事件を基に制作された映画。

カット割や構図が面白くて
目が離せない。

特に一部はアバンギャルドな舞台表現と、映画表現を合わせたような作品になってい…

>>続きを読む
縦のラインを作る部屋の戸がラストにかけてパタパタと倒れいくところやラストの大杉が戸に十字架のごとく倒れるところに転覆が見える気がした

特集 佐藤忠男のベスト・ワン
35ミリフィルムで鑑賞

大杉栄の日蔭茶屋事件に焦点を当てて、現在と大正時代の男女を交互に描きつつ、大正時代の大杉が高速道を背景に殺陣を演じたり、史実を下敷きにしながら…

>>続きを読む

23-80
DVD
何しろ吉田喜重なんで構図がバキバキ。人物は大抵画面の下か横に配置されてて、ピントも手前だったり奥だったり神経質に設計されてる。
ジャケの写真が格好いいんだけど、普通このショットは…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事