超絶。マグロ漁業のシーンやばいし全体的に斜めの構図が多くて最高。都会と田舎という二項対立が火山という荒れ狂う自然の前では無になり、最後は神に縋るという、、前半音楽がやかましすぎる気がしたけどやっぱり…
>>続きを読むバーグマンとロッセリーニによる最初の作品。
カーリンは夫と死別したリトアニア女で、イタリアの難民キャンプで知りあった漁師アントニオと彼の故郷の島=ストロンボリに向かう。だが、よそ者に冷たい風土と彼…
岩場で寝転んで子供たちとはしゃいで画面の奥から船がくるシーンとか良いけどワンカットで見たかった。そのあと抱き寄せた夫婦を冷たい目で島の女たちがいっせいに見てるカットばり怖い。マグロ漁からの火山噴火で…
>>続きを読む地と人の疎外と閉塞感。人的・地理的に何もかも不遇な足りぬどん詰まりの地。ストレンジャー・イン・火山島。煙たがれ、煙い噴煙。超越的な自然の畏怖。イングリッド・バーグマンの視点で写実されるマグロ漁。カタ…
>>続きを読むロッセリーニ作品は、エピソードが団子状に並んだ作り方より、本作のように、一つの流れをもって話が進んでゆく作りの方が、説得力があるし、感銘も深い。本作のバーグマンは、イタリアの難民キャンプから出るため…
>>続きを読む濱口竜介監督のオールタイムベストの1本。
アリーチェ・ロルヴァケルの『幸福なラザロ』への影響も多分に感じさせるような、土着的な何かを捉えんとする素晴らしいロケーションと神秘的な撮影。
厳しい現実…
最後の、イングリッド・バーグマンが火山に取り残されて神に向かって叫ぶシーンが、象徴的。
フィクションの作品で、登場人物にとってのある種の啓示があるとすれば、それは彼・彼女が「自分は誰かに見られている…
山ナメんな映画。どこを切り取ってもサムネになる切れ味鋭い構図と桁違いのスケールに圧倒された。ここから生まれたならヌーヴェルバーグも悪くないんじゃないか。すごくよかったです。
文句しか言わないバーグマ…
信じられんレベルの名画だった…
実はあんまりロッセリーニ見たことなくてドイツ零年見たときにはあんまり感心しなかったくらいなんだけど、コレは死ぬほど感動。ヌーヴェルヴァーグはこの映画から自然の畏怖を…