銃殺の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『銃殺』に投稿された感想・評価

McQ
3.5

「恐怖に打ち勝てない臆病なクズ野郎は死ね!」(と言ってるようなもの?)

『銃殺(1964年)ジョセフ・ロージー』

これはある脱走兵ハンプ二等兵と、彼の弁護人となったハーグリーブス大尉の物語である…

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sleepy
4.6

「事実」とは何か *****




本作は第一次世界大戦下の欧州(おそらくフランスのどこか)が舞台。この大戦は兵器が発達し、人類がはじめて体験した大量破壊の戦いとなった。前線から脱走を試みた兵士ハ…

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leyla
3.9

戦闘シーンのない戦争映画。原題は『King and Country』で、国家を批判するメッセージなのかと思う。

戦地から脱走を試みた兵士ハンプが軍事裁判にかけられる話。彼を弁護する大尉(ダーク・ボ…

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tm
-
2025/01 自宅にて
DISCASレンタル鑑賞
「皆の負けです。皆人殺しだ。」
脱走兵として銃殺の判決が下るコートネイ。弁護を引き受けるボガートは、脱走という事実だけを見て、真実を探ろうとしない裁判に切歯扼腕する。原題「王と国家」。ジョセフ・ロージー代表作の一本、
4.0

人殺しという社会の倫理に反した行為がまかり通る戦争で人間の罪を裁く裁判をおこなう不条理。しかもその罪は家族が恋しくなったための単なる脱走罪なのに、建前論にこだわる上層部はちゃんと調べもせず主人公を重…

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第一次大戦の最中、砲弾の飛び交う戦地にて問われる逃亡兵の罪。審判を下す者も、検察人も弁護人も全て同じ隊に属す上官たちによって行われる裁判は茶番劇に他ならず、その判決理由に至るまでのあらゆる不条理さこ…

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面白い
脱走兵を軍法会議にかける様を、ドブネズミを捕え裁判にかける戦場の兵士たちと交互に見せていく反戦映画
ダーク・ボガードが珍しく劇中唯一の良心で、体制が抱える矛盾と杜撰さを雄弁に暴くも、士気を上…

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