幼なじみで初恋、結ばれないけれど想いを通わせ合うふたり。
藤沢周平の描く日本の時代劇の中の恋、家族、奥ゆかしい生き方、惹き込まれる。
文四郎とふくのやりとり、ほか全てにおいて、言葉少なだが表情で俳…
蝉時雨の向こうに貴方を想うーー
本レビューで500作目!初レビューから4年以上かけてのゆるゆる〜っと続けて参りましたが、記念すべき節目として選んだのは私が好きな時代劇No.1の作品です(*´꒳`*…
貧乏武士の隣同士、文四郎とふくは幼馴染、ほのかな恋心を抱いていた。
文四郎の父(緒形拳)が跡継ぎ騒動に巻き込まれ切腹、あばら家のような長屋に転居させられる。
一方、ふくは江戸屋敷に奉公に上がる。
大…
過去鑑賞。藤沢周平の原作やドラマ版と比べると、ふくの大奥での暮らしぶりなどがかなり省略されていたのは少し残念。ただ、子供時代を演じた佐津川愛美さんも、成長後の木村佳乃さんも、どちらもふくという人物を…
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じんわりと心に染み入る時代劇でした。
藤沢周平の“海坂藩もの“を観たのは、今作が初めてだったかも。
同時期に放映されたNHKのドラマ版もなかなか良かったです。
蝉時雨に包まれた夏の景色は、確…