新藤兼人 脚本、監督作品
伊豆大島で漁船の船長をする亀五郎(殿山泰司)
1泊2日の予定で近くの島に仕事をしに八蔵(佐藤慶)自身の甥の三吉(山本圭)それに偶然便乗することになった海女の五郎助(音…
原作は野上弥生子が1922年に発表した小説「海神丸」。
1951年の大岡昇平の「野火」、1954年の武田泰淳の「ひかりごけ」と共に、飢餓による人肉食を題材にした作品である。
男まさりの海女役の乙羽信…
2025.03.04
監督.脚本:新藤兼人
原作:野上弥生子"海神丸"
出演乙羽信子(五郎助のおっかぁ)
殿山泰司(亀五郎船長)
佐藤慶(八蔵)
山本圭(三吉)
加治健太郎(ボースン…
飢えの極限状態に置かれた人間。人肉食いになるのは目に見えている。実際に食うか、喰わないか。そこまで見たくはない。そこを描かないで、立派な作品になった、「ゆきゆきて進軍」、「軍旗はためく下で」がある。…
>>続きを読む鳥肌が立った。白黒だからこそできる光と影の芸術、演技を引き立てる映像。
見てるだけで船酔いするの注意。
最後のシーンはえー!!!って声出してしまった。
身体的なな苦痛からは生き延びても精神的な苦痛か…
【1962年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
野上弥生子の小説『海神丸』を名匠・新藤兼人が映画化した作品。乙羽信子、殿山泰司、佐藤慶ら常連組に加え映画監督山本薩夫の甥・山本圭が出演している。
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