苺とチョコレートに投稿された感想・評価 - 7ページ目

『苺とチョコレート』に投稿された感想・評価

yrmk

yrmkの感想・評価

4.2

偏見を越えて少しずつ芽生える友情と、見えてくる現実。
見易いながらも考えされられる良作。
スペイン語の耳触りも心地よくて好きだな。

蛇足だけど…共産圏では犯罪にすらなりうる同性愛。社会はみな平等だ…

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マイノリティを認めることの難しさ。ラストシーンの抱擁に心を救われる。

『永遠のハバナ』しかり、『セブン・デイズ・イン・ハバナ』しかり、キューバの蒸し暑さを経験したいもんです。
なつめ

なつめの感想・評価

4.0

訪ねてきてくれるダビドに向けるディエゴの微笑みが素晴らしくて、わたしもこんな風に笑いたいものだと思った。そして苺のアイスクリームが食べたい。

喧嘩してもお互い譲れないことがあっても、ダビドがディエ…

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Clara

Claraの感想・評価

3.4

ラテン!ラテン!ラテン!にて鑑賞。可愛らしい邦題とは合わない内容でしょう…と思っていたけど、ダビドとディエゴを比喩的に表現しているのね。素敵なタイトルだわ。

キューバ革命後が舞台。社会主義バンザイ…

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milagros

milagrosの感想・評価

4.0

政治的な題材を扱いながらも、どちらかに傾くことなく純粋に登場人物に感情を委ねられる。
革命後の体制の中で、誰もが真剣に国のことを思い、大切な人のことを思っているのが伝わってくる。
苺とチョコレートの…

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R

Rの感想・評価

5.0

あまりにも美しく切ない、本物の友情と愛情と恋を描いた傑作。初めの30分くらいは不安だった笑。主人公のダビドの顔が濃すぎ、体毛が受け入れ難く、面食らった。恋人に捨てられたダビドが、カフェで出会うもう一…

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学生時代に見た映画。

人物の関係として、まず自由主義の象徴、つまりはキューバにおける反体制やマイノリティの象徴としてのホモセクシャルのディエゴが置かれる。
その対立項として、共産主義の象徴、体制派…

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Leonard

Leonardの感想・評価

3.5
シャツがはだけて汗ばむ気候の開放感、キューバの閉塞感、ゲイへの偏見。ラストシーンで、抱擁してあげてくれて、ありがとうという気持ちになった。

93年キューバ映画。恋人が別の男と結婚して落ち込むダビドはカフェでチョコアイスを食べる。そこに苺アイスを食べる男ディエゴが現れ家に招かれる。しかしゲイの彼を反革命者だと疑い彼の身辺を探ろうとするのだ…

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みずみずしくて大好きな映画。舞台はキューバ。頭の固い大学生ダビドとゲイの芸術家ディエゴという対照的な二人が徐々に友情をはぐくむ物語。ここでは社会主義国家の影ともいえる芸術の統制が際立つが、あの大学生…

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