あの水汲みにきた人たちが"人間"なんだと思う。タル・ベーラの最後の作品って思うと6日目がすごくいい。けどやっぱり『サタンタンゴ』がすごすぎるんだな…相変わらず後ろ姿がかっこいい。生きてるって感じ。お…
>>続きを読むTSUTAYAで「5枚借りたら1100円」と言われるとなんとなく無駄な義務感で頑張って5枚選ぶはめになる。
なので昔観て挫折した(早送りで観た)こちら(強風・馬・長回し)に再々挑戦。最近脳みそが元気…
世界の終わり。
暴風が吹き荒れる中、馬と共に帰宅する父。出迎えた娘は淡々と父を手伝い、家事をこなす。夜になると、二人は茹でたじゃがいもを一つずつ食べ、眠りにつく。ところがある日二人の家にやってきた…
自分の好きなものを饒舌に語れるのが私の良いところなんだけど、この映画はまだ上手く語れない。「ニーチェの馬」って有名なニーチェの哲学の1節なんだが、この映画の方がニーチェよりいいぞ。この先の人生であと…
>>続きを読むハンガリーの名匠タル・ベーラが、ドイツの哲学者ニーチェの逸話を題材にした逸品。
鑑賞の障壁は非常に高く、みる人がかなり限られる作品。
暴風が吹き荒れる中、世界の果てのような場所で暮らす初老の男、…
【原初的な暮らし】
モノクロ画面で、父と娘の単調な暮らしが延々と綴られる。見ていて、人間の暮らしの原初性ということを感じさせられます。
強風が吹き荒れ、周囲には他の人家もない。馬も、仕事に出たが…
一言で表すなら“無”が1番あっているような気がします。
カットがあまり良くないので気持ちよく完走、というよりところどころ躓きながらという感じでした。
不思議なくらいに吸い込まれて没入されてしまいまし…