原作の『花と龍』は、1952年から53年まで『読売新聞』に連載された新聞連載小説であり、火野葦平は、自分の父親玉井金五郎と母マンが如何に苦労して「玉井組」を切り盛りしたかを描く大河小説を書き上げた…
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『日本侠客伝 花と龍』 マキノ雅弘監督
The Domain: Flower and Dragon
9作目/全11作
北九州・石炭荷役
高倉健 as 玉井金五郎
&星由…
愛情の機微がとても細やかに表現されていて、好感が持てる。いい作品だとは思うが、これでは、もはや任侠映画ではなくなってしまう。
そうなると、やはり、最後のクライマックス、殴り込みが、歯切れの悪いものと…
マキノ雅弘監督が撮る最後の日本侠客伝シリーズ。
火野葦平の原作『花と龍』。
明治の頃に戻り、侠客伝シリーズとしての1作品にはなった感があるけど・・・『花と龍』は何本か?映像化されているので、『花と龍…
石炭の荷役を生業とする、カタギの永田組とヤクザの伊崎組の戦い。
ヤクザ映画では悪役定番の山本麟一がカタギ側にまわっている点、ヤクザ側に二谷英明と小松方正が名を連ねる点、ヒロイン星百合子に壺振りで彫…
かつて石炭積出港として栄え、映画ロケで数々の実績がある北九州市若松で開講された、ロケ地観光を考える市民講座に参加したことがある。新旧の作品を観てロケ地マップを作る、なかなか楽しい経験だった。
若松…
健さんが男前で藤純子が艶やか、玉緒が昔可愛かったという話。
敵対勢力からのいちゃもんのつけられ方が中学生のそれ以下なので真剣には観られなかった。
こういった組織が母体で暴力団が形成されていったのなら…
いつも同じようなパターンで、今回は権蔵版ということか。
高倉健と藤純子が、スターらしく絵的に輝いている。
港湾労働者と組合を描いた小説『花と竜』は何度も色々な役者で映画化されており、これはそれを…