完成された全体主義
よもや世界中がこんな風に転がってしまうかも知れぬ。
そんな恐怖が渦巻いていた1949年のイギリスでは、資本主義の存続が危ぶまれ人々の間に暗雲が垂れ込めていた。
共産主義の行…
この映画は観る人にとってはこの上なく退屈な映画になるでしょう。同じような展開、最後に盛り上がるかと思うといまいち盛り上がらない。そんな作品ですが私としてはとても大好きな作品です。
本はジョージ・オ…
このレビューはネタバレを含みます
オブライエン(ウィンストンに)「二重思考の原理に従えば、戦争は真実でなくても勝たなくても構わぬ。戦争の目的は勝つ事でなく、継続させる事だ。近代戦の本質は、人間労力の所産の破壊である。階級社会の成立…
>>続きを読む好きです。とても。
海外作家の本って中々読み進めにくいんだけど、ジョージオーウェルは割と好き。
きっと和訳を誰がしてもあんまり差違がないから
原作に忠実な雰囲気で読めるところが好きなんだと思う。…
自分が今、ここに存在する根拠は、記憶や記録に他ならぬことがテーマになっていると感じました。
人は、過去を変えることができます。言い換えると、人は記憶を捏造しています。それは、過去とは記憶に他ならない…