前半A.タルコフスキー作品の様な無機質で平易な進行で睡魔との戦いを強いられる。
’49の小説だからソビエトが強大な仮想敵国だった時代なので、共産主義や全体主義が脅威だと捉えられていたイギリス人作家に…
このレビューはネタバレを含みます
DVDレンタル。
社会主義国を想定したディストピアだったのに、今や日本もすっかり「1984」の世界に。
権力とは、苦痛と屈辱を与えること。
ネズミの拷問も、嫌だねえ。
疲れているせいだと思うけ…
社会に不満を持ったり貧困に嘆く人々に〝自由で平等な社会を作ろう〟と訴え束ねる支配者は、影で私腹を肥やし反乱分子を粛清し自由を奪い権力と暴力で社会を統制する。
照らされた光は明るく希望に満ちた未来を…
超管理・監視社会ディストピアの教典みたいな原作。
まあ今の日本じゃんってのを恐らく世界中の人がそれぞれ自国に対して思ってんだろうな。
ただ残念なのはこの映画にはガンカタがない事。ガンカタがあれば1…
舞台となる社会の設定がぽんやりとしか提示されないため原作をあらかじめ読んでいないと世界観が理解できず作品の面白さを掴みにくいという欠点があるしアーティスティックな演出がやや鼻につくが、全体主義におけ…
>>続きを読む先日小説を読んだので、単なる好奇心と理解を深めるために視聴。
でもやっぱりなんとなくしかわからなかったなぁ。小説を読んでないと、かなり端折られているから難解なのかもしれない。
小説で想像してたより…
人生経験のために、って感じで鑑賞。
辞書のくだり良かったな。
ふつう、版を重ねるごとに掲載されてる言葉が増えるものだけど、この社会ではそれが逆になっている。版を重ねるごとに辞書の厚みが薄くなってい…