浮草の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『浮草』に投稿された感想・評価

エビでもタコでも寄ってくる映画ランキング第1位

志摩半島にある小さな港町。そこに駒十郎の一座がやってくる。彼は一座の女、すみ子と懇ろになっていたが、その町には彼の子を生んだお芳がいた。駒十郎は、事…

>>続きを読む

松竹ではなく大映で制作した小津安二郎

というのもあってか、役者も見慣れないし、
雰囲気もいつもとは違うぞ...
もしかして、あまりハマらないかも...

からの二代目中村鴈治郎と京マチ子の喧嘩。

>>続きを読む

前作『彼岸花』で山本富士子を借りたお返しに松竹ではなく大映で製作されたという。脚本の野田高梧以外はカメラの宮川一夫をはじめほとんど大映スタッフで固めた本作は、小津らしくない異色作と称されることが多い…

>>続きを読む

小津安二郎監督の映画は5本目だが、これまでの映画とは少し色合いが違った。
志摩半島の漁村に、馴染みの旅回り一座がやって来る。実は座長にはこの地で食堂を営む女性との間に息子がいた。そこで繰り広げられる…

>>続きを読む
tych
4.0

1959年 小津安二郎監督作品 119分。小さな港町に駒十郎(中村鴈治郎)一座がやって来る。駒十郎は、この町のお芳(杉村春子)との間に息子 清(川口浩)をもうけていた。頻繁に清を訪ねる駒十郎。彼の連…

>>続きを読む
涙
4.2

#浮草
いつもの家族と内省の話だけれど、映像美では小津作品の中では群を抜いた美しさではないでしょうか。 

若尾文子の一連の誘惑のシーンには悶えました。登場からかける言葉までが可愛らさと美しさの両面…

>>続きを読む

嵐駒十郎(中村鴈治郎)率いる旅一座が港に着きました。
この街の、一前飯屋を営むお芳(杉村春子)との間に駒十郎は子がいるのでした。
息子の清(川口浩)はすっかり大人になり、郵便局でアルバイトをしながら…

>>続きを読む
小津の大映作品。前作「お早よう」に続くカラー撮影。宮川一夫の画調は厚田雄春とは違うところも楽しめる、「浮草物語」のリメイク。若尾文子、京マチ子、杉村春子と華麗なキャスト。
文芸坐2にて
-
初小津監督。

当時に生きていなくても、日本人だからこそ感じる情緒にあふれている。

会話への返事や呼び名など途中字幕が欲しくなる部分もあるが、それすらも新鮮で心地よい。
4.8

語ります。
初安二郎。意図せず夏って感じの素敵映画に巡り会えた。

鬼良かった、日本の昔の監督が恥ずかしながらAKIRA黒澤しか知らんねんけど、AKIRAが技術とかサムライ系なのに対して、安二郎はも…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事