浮草の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 96ページ目

『浮草』に投稿された感想・評価

reoka

reokaの感想・評価

2.0
どアホ!とあれぐらい勢いよく言ってみたい。今まで昔の映画から避けてたけど最近観れるようになった。CGまみれの昨今たまにはこういうのも良いですね。
小津安二郎監督 志摩半島の小さな港町を舞台に、ドサ廻り一座「嵐駒十郎一座」とそれを取り巻く人々のさまざまな人間模様や恋を描く。
みかん

みかんの感想・評価

4.5
タイトルが、とてもおしゃれだと思いました。浮草家業の、旅芸人、のはないしです
小津作品の中では、比較的、ストーリー性が、高いです。
小津先生の奏でる旋律に中村鴈治郎の力が見事に融合した傑作。忘れられない赤となった。
Yusuke

Yusukeの感想・評価

3.8
小津作品の中では少しアグレシッブ?いつもの作風の方が遥かに好き。

素晴らしい構図と色彩感覚。
どれだけ構図に時間をかけて撮っているんだろうと考えさせられる。
独特の切り返しは新鮮だったけど、なぜ、カットを後ろまで使って、ベストなタイミングで切らないのかの理由が分か…

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灯台と瓶の比較構図とか、雨越しの対話とか、かき氷のシロップにまで及ぶフレーム内の差し色の赤など、美学上のマインドが妙にラグジュアリー路線に走っとって、そういう節操のなさが、ストーリー上の逸脱したア…

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田中元

田中元の感想・評価

4.2
小津安二郎唯一の大映作品だがそうはいっても小津作品だろうと観てみたらものすごく大映色の濃い作品だった。前作『お早よう』で超かわいらしかったイサムちゃん役の島津雅彦が本作でも投げキッスを披露。
Zorba

Zorbaの感想・評価

4.0

ひさびさの小津映画。

いつもながらの構図の美しさに加え、画面を彩る色の鮮やかさに終始魅了されっぱなしだった。

特に、赤青黄の3原色を中心とした配色の中、ひときわ浮きたつ草の色した緑の何と映えるこ…

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KSat

KSatの感想・評価

4.2

小津が撮った唯一の大映映画。故に、撮影はいつもの厚田雄春ではなく、あの宮川一夫。

なので、いつもは見られない雨の場面や俯瞰のカットがある。更にいうと、泣きの場面や殴る場面、キスシーンなどもあり、小…

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