ディストピアコメディ映画。
怒涛の風刺は疲れるかもしれないが、露骨さやヘンテコさにどこか笑ってしまう。例を挙げたらキリがない。
サムのように死ぬか、灰色の男達の様に生きるか。そういう社会にはなって…
これは…どう評すれば良いんだろう?笑
久々の難解?奇怪?妖快?な作品!
(奇しくもテリー・ギリアム作品初観賞でした)
「レトロフューチャー」「怪奇特撮」「ブラックコメディ」「ピュアラブストーリー…
久方ぶりの再見で、ある意味本作もクリスマス映画。ジョージ・オーウェルの「1984」的世界をギリアム的な悪夢で表現している。確かにカフカの「審判」のような気もする。「時計仕掛けのオレンジ」も入っている…
>>続きを読む日本人向けにものすごく端的に言うと、「星新一が高熱にうなされてる時にみた夢」みたいな、どこかの国のいつかの近未来のSFディストピア。
レストランでテロが起きても「すぐ済みますから」で済む日常、知人…
不気味でいてカッコよくレトロな近未来感ある独特の映像が素晴らしい。
繰り返し流れるサンバが頭から離れない。
終盤に向かって夢と現実のコラージュのようなテリー・ギリアムワールドが展開していき、作り物感…
コンピュータによる国民管理が徹底した仮想国ブラジル。その情報管理局で、ある役人が叩き落としたハエによって、コンピュータ情報の一部が壊れてしまう。そしてその影響は、善良な靴職人をテロリストと誤認逮捕さ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
[どんでん返しとひねり]
ラストのどんでん返しや管理社会への風刺というひねりの具合が調度よく、面白い。オリジナル版の方が引き締まるので、私はこちらが好き。
ロバート・デ・ニーロのタトルが…