第二次世界大戦中、イタリアはボローニャの近くにある村で起きた虐殺事件を、一人の少女の目を通して淡々と描いている。 マルティーナは生まれたばかりの弟を抱いていたときに、弟が死んでしまい、以来、話すこと…
>>続きを読むナチス親衛隊がパルチザン抹殺のため北イタリアの農村を襲撃し、多くの命を奪った「マルツァボットの虐殺」をモチーフに描かれた作品。
親衛隊がレジスタンス運動への支援の報復として村を襲い民間人を殺害し、…
1943年、ナチスドイツに支配された北イタリアの山村。たびたび村に現れるドイツ軍は、村人を威嚇しつつも表向きは共存を保っていた。しかし、現地の若者たちによるパルチザンが抵抗を強めるに連れて、ドイツ軍…
>>続きを読む話せなくなったマルティーナだが賢く勘どころが鋭い。戦時下の大人たちの世界は、垣間見る彼女の視点で生々しく切り取られ興味を引く。終盤の残虐シーンが特異な音響演出と相まって凄まじい臨場感。彼女の顔が時…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
第二次大戦末期にドイツ軍に皆殺し(strage)にされた村の実話から発想を得た物語。大戦末期までイタリアの友好国だったドイツの軍隊はイタリア国内あちこちに駐屯していた。しかしイタリアが連合軍と手を結…
>>続きを読む授業で観た
この子供達が憎しみを持って大人になった時
成長の過程でその憎しみはどこに行くのだろう?
戦争は滅しあって終わりではなくて、互いに互いの大事な存在を壊しあった結果憎しみを生み、その憎しみが…