【第54回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
掛け値なしの傑作。北野武は天才だ。キレのある編集、言葉に頼らない画面作り、突然な暴力…どれをとっても隙のない完璧な作品。
妻が言葉を発するのは最後だけ、た…
このレビューはネタバレを含みます
ドタマかち割られるような芯に響く映像美がある 美しさ、だけでは全く形容できない凄みのような きらきらと輝く海とか湖畔で釣りをするのをバックにヤクザの方に歩ってゆく場面とか 言葉や台詞では表すことが出…
>>続きを読む今まで観た映画のなかで一番好きかもしれない…!
花火のような、はかなくも美しいとき
それを懸命に生きること
そんなことを映像美と極限まで削ぎ落とされた台詞、そしてユーモアで描いていた。
心が暖…
ソナチネ同様常に青い死がずっと隣にある。
死ぬ迄の束の間の時間が本当に綺麗なんだよなギャグも笑える。生の象徴である花。銃口から吹く火。弾ける血しぶき。タイトルも「HANA-BI」敢えて分けられてるよ…
ラスト、沁みる。
音楽が前に出過ぎていて、くどく感じたかな。もっと音数少ない方が好み。
脚本でいうと銀行強盗のくだりは失敗してる。唐突だし、簡単に成功したのでノイズがわいてしまった。
たけし、…