このレビューはネタバレを含みます
ハートフルな話を想像してたけど思ったより芸術性の高い作品だったし、それにしては軽く観終えることができた。
フランケンシュタインの巡回上映を観た少女の中で揺れ動く死生観が語られる。といっても特に大き…
ビクトル・エリセ監督作品、初鑑賞。
1940年代のスペインが舞台。スペイン内戦という時代背景が重要。6歳の少女アナと姉イザベルはある日、村に移動巡回してきた映画『フランケンシュタイン』を鑑賞する。…
ホラーじゃないのにホラーすぎる
陰鬱とした時代に、少女はファンタジーのフィルターを介して初めて生と死を知覚する
見とれるほど美しい情景なのに目を背けたくなるような気持ち悪さに独特な魅力がある
フラン…
目玉があっても見えないものはある、ということを描きたいのかもしれない(というかそれを映画と呼ぶのかもしれない)。線路に伝う列車の音を聴き、イサベルの心臓の音を聴き、扉の向こう側の物音にも聴き耳を立て…
>>続きを読む子供の無垢な好奇心と優しさ、子供ながらに感じる死生観だったり迷宮に迷い込んだような感覚が見事に表現されていて非常に素晴らしかった。
スペインの内戦終結後間もない、表現の自由への規制も厳しい社会の中…
午前十時の映画祭で本編前に解説が入ってしまって、まっさらな状態で観れなかったのが残念だった。
2024.04.09
この映画の些細なシーンとかセリフ忘れたくないのに、子供の頃の体験って現実と空想の…
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