このレビューはネタバレを含みます
青い空、青い瞳、青い宝石。赤いバラ、赤い血、赤いドレス。美しい赤と青は制服の色。"我々は山猫だった、獅子だった、山犬や羊どもが取って代わる、そして山猫も獅子もまた山犬も羊すらも自らを地の塩と信じ続け…
>>続きを読む僕はこの作品を「此れから毎年観る作品大全」のエースとして迎え入れました。
諦観断念放棄見降参挫折撤退を綺麗な映像を用いて観衆に感じさせないようにしてた。細見美術館行った時と同じ感情でした。あと8年は…
貴族社会の没落と言うより、終焉といった印象。てっきり貴族の末裔と言われるヴィスコンティの自己批判的なものかと思ったら、誇り高き貴族という作りだった。コッポラが意識したのは間違いない。シチリアの日差し…
>>続きを読むとても面白くて一気に観たい気分になる!撮影や場所はすごいです。
今ありえない時代遅れの行動もあったが当時のことを表現したかっただろうね。
学校で学んだイタリアの歴史小説がドラマになるとは思ってもいま…
年末年始にはピッタリな作品
個人的にはBランカスターの集大成かと。
演技については詳しくない素人ですが、アラン・ドロン含め他の役者が薄く感じるほど、本物の貴族と錯覚してしまう。
圧巻の舞踏会シ…
ルキノ・ヴィスコンティが描く時代の変化に取り残されつつある貴族一族。
老いたバート・ランカスターと、革命に燃える若いアラン・ドロンとクラウディア・カルディナーレとの対比が美しくも残酷。
バート・…
見たかった映画が追悼特集で見れることになるってのはなかなか複雑な感情になりますな。
全体の1/3を占めるという舞踏会のシーンは今見てみるとあまりにも煌びやかなので逆に脳がAI映像と認識してしまうみた…
ずっと観たくて、やっと手に入れることができて、ゆっくり細部まで観て、また何度でも観返したくなる作品になった。
1860年代、イタリアが近代国家への統一へと向かう時代、そして山猫の紋章をもつシチリア貴…
アラン・ドロン追悼ということで35㎜版の上映があったので行ってきました。
長いせいもあるけど毎回新鮮にこんなシーンあったっけ?ってなるので私の忘却力すごいよね…(笑)
このポスターの花火のシーンほ…