イタリア映画を見進める中でどうしても本作を避けて通ることが出来なかった。「山猫」は貴族でもあるヴィスコンティ監督が、イタリア統一戦争前後の時代の移ろいを老いた貴族の視点で描いた作品だ。原作者のジュゼ…
>>続きを読む太陽がいっぱいでブレイクしたアランドロンが脇役として出演し、主演は名優パートランカスター、監督はルキーノヴィルコンティという贅沢な作品です。
当時のイタリアの歴史を事前に頭に入れとかないと話について…
画面がずーっと絵画のような美しさだった。冒頭の礼拝、革命戦争の市街地、シチリアの自然美、豪華絢爛な貴族の舞踏会などの場面と、役者たちのビジュアル… 目にみえるすべてに圧倒される。
貴族ってその地域を…
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自身の老いを諦観しながらも、そこに行き場のない悲しみを感じている姿に胸を打たれる。以前見た老人ホームの映画のでは、若い人と触れ合うことで自身の若さを取り戻していたのに対して、この映画では逆に自身の老…
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原作者も監督も貴族という、貴族による貴族破滅物語。
それだけにリアリティが凄い、美術が圧倒的。
特にやはり舞踏会のシーンは圧巻。
建物も衣装も人も妥協一切なしに貴族を描いているのが素晴らしい。
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「映画史に残る名作ベスト20」という企画があればおそらくその中に入るであろう、ルキノ・ヴィスコンティの傑作。
特筆すべきは、全編の約3分の1を占める舞踏会の場面。衣装、調度、演者たちの立ち振る舞…