このレビューはネタバレを含みます
原作者も監督も貴族という、貴族による貴族破滅物語。
それだけにリアリティが凄い、美術が圧倒的。
特にやはり舞踏会のシーンは圧巻。
建物も衣装も人も妥協一切なしに貴族を描いているのが素晴らしい。
…
「映画史に残る名作ベスト20」という企画があればおそらくその中に入るであろう、ルキノ・ヴィスコンティの傑作。
特筆すべきは、全編の約3分の1を占める舞踏会の場面。衣装、調度、演者たちの立ち振る舞…
名門貴族のサリーナ家公爵とイタリア統一戦争と台頭してくるブルジョアジーと
若き日のアランドロン映画で初めて観たかも
イタリア統一で新旧体制や貴族、ブルジョアジーの狭間に揺れるサリーナ公爵が導き出す…
◎ 豪華絢爛すぎて舞踏会のシーンや政府軍と義勇軍の戦いの場面は目まぐるしい。
CCの野生味溢れる姿に目を奪われる。
死が隣り合わせのようなそうでないような距離感で付き纏ってくる貴族社会の栄華の終わり…
1860年、イタリア統一を目指す革命軍がシチリア島に上陸。公爵は、変わりゆく時代のなかで家族とともに伝統を守りながら暮らしている。公爵の甥は革命軍に参加し、新興ブルジョワジーの娘と恋に落ちる。公爵は…
>>続きを読む2024年11月10日
飯田橋の東京日仏学院
アンスティチュ・フランセ東京
エスパス・イマージュにて。
4Kレストア版・
35mmフィルム上映。
画面右上のパンチマークと
フィルム交換時の
ガチャ…