さらば映画の友よ インディアンサマーの作品情報・感想・評価・動画配信

さらば映画の友よ インディアンサマー1979年製作の映画)

製作国:

上映時間:111分

3.7

あらすじ

シューマは映画狂いのダンさんと出会い、またたく間に意気投合する。ダンさんの映画狂ぶりはケタはずれ。二人の珍妙な友情はいつまでも続くかと思われたが、シューマが美少女ミナミに恋をしたことからギクシャクしはじめ、そして、ダンさんとシューマに決定的な一日が訪れるのだ……

『さらば映画の友よ インディアンサマー』に投稿された感想・評価

5.0

【虚構のはらわた🎞】

元々、映評家出という意味でピーター・ボグダノビッチやクエンティン・タランティーノに近い存在の原田眞人。その眞人のデビュー作にして最高傑作と言える、映画愛と二人のオトコの友情に…

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ま
1.0
滑舌が悪いからセリフが分からん

カミソリ  昭和

ラストはタクシードライバーのパクリ

58点
4.5

何気なく見た。破滅型がはまり役の川谷さんが素晴らしい。主役ですね。ほかの方も書いている通り『タクシードライバー』の主人公を思い出しました。『雨に唄えば』のシーンは素敵だったなぁ。
公開は1979年だ…

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原田眞人の監督第1作。キティフィルム製作。川谷拓三の指が改造拳銃の暴発で吹き飛ぶところが強烈に印象に残った。撮影、美術、音楽は第一級。助監督に崔洋一。
名古屋セントラル劇場にて。

1968年前後、学生運動やゴダールのカンヌ粉砕などを背景に映画青年と映画狂の拓ボンとの青春映画。

彩度が落ちた映像など映像面も面白い。

似た映画としては大森一樹監督「ヒポクラテスたち」など。ザ・…

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花山
4.0
いつか消え去るかもしれない映画に
映画愛だけでは映画は救えないかもしれないが
映画愛なくしてはそもそも救済され得ない
3.7

映画評論家だった原田眞人監督の第1回作品。「1年に365本の映画をみて、それを20年つづける」と豪語する川谷拓三と意気投合する映画狂の重田尚彦。もっとマニアックに語り合っても良いとは思うが、映画を映…

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原田眞人が、当時台頭したインディーズ映画の潮流に乗りキティ・フィルムからデヴューした、ボグダノヴィッチ「ラストショー」をオマージュし、自身の1968〜69年頃の青春を重ね合わせた、大部屋俳優だったダ…

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素晴らしい映画だと思う。今の原田眞人監督の作風とは全く違う。これがデビュー作。
「映画への愛が詰まった映画」とよく言われる。尋常でない映画愛を持つ男が登場するので、そう言われるのか。

ただ、「映画…

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ラストの川谷拓三は『タクシードライバー』のトラヴィスになれなかった男だ。
原田監督、デビュー作から想いの詰まったハートにグッとくる映画を作った。

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