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「もし頭痛を治したいのなら、2か月前の始まりに戻らねばなりません。あなたはヨーロッパで何かに取り憑かれた──」
何らかの原因で精神を病んだ主人公が、催眠術によって記憶の旅に出るところから本作ははじ…
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例えば「電脳コイル」の「古い場所」というアイデアをみた時に、もっと魅力的な感受性でもって「古い場所」を描けたら面白いなと思ったことがあった。「エレメントオブクライム」はトリアーの内部表現を「古い場所…
>>続きを読む捜査官が"犯罪の原理"に基づいて殺人事件の犯罪者視点に立って捜査していくうちに連続殺人事件の犯人と精神が同一化していく話。
シンプルな物語を抽象化しすぎて悪い意味でのアーティスティックになってしま…
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2025年36本目
ラースフォントリアー長編作1作目。
104分、ずっと変な夢を見ているような感覚。
もちろん最近のラース作品に比べたら面白みは劣る。個人的にはラースっぽくはなかったかなと思う。…
まあ技術賞を取ってるだけあるけど、逆にそこ以外は特に語り白も無いか…
催眠というのが監督の興味としてあるらしいんだが、こういうドリームライクな映像の大喜利で成り立ってしまうテーマなのであまり好きで…
殺人事件を捜査している警部が、心に問題を抱えたまま催眠治療を受け…という作品でした。
治療を受けつつ捜査するものの徐々に不穏な感じになっていくのも良いですし、セピア色の映像も良いです。
後半に行…
難しい。抽象的で詩的すぎる。
昼寝の夢のようなぼんやりした明るさと現実味のなさ、空気感は最高。
とはいえメリハリは少なく、今がどんな状況で起承転結のどのあたりなのかが掴めないため集中力が試される。…
セピアはすごくいいと思う。
雰囲気にすごくあってるし、全体的に濁って見えていい。
物語は詩的なセリフが多すぎるっていうのと展開が遅くて派手じゃないから眠くなってくる。
主人公が明らかにおかしくなるの…