ここに来て黒澤明が分からない。黒澤明の描く原爆ってふあ〜〜っと漠然としてますね。漠たる恐怖。被爆者のシビアなドラマに仕上げない。穏やかな経緯から突然起こるフラッシュバック(と合唱)…その唐突さがゆえ…
>>続きを読む長崎の小学校校庭(じゃなかったかな?)の、ひん曲がった鉄の遊具を目の当たりにして、子供達(吉岡秀隆とか大寶智子とか)が口にする観念的なセリフの、あまりに観念的過ぎる言い回しが全然入ってこない。
古過…
BS松竹東急の『よる8銀座シネマ』(「2夜連続 黒澤明監督特集」)で鑑賞。
長崎の山村に暮らす祖母との忘れられない夏休み。戦争や原爆に向き合うことは難しいが、本作はその方法の一つを劇的展開や説教臭…
35mmフィルムで体験できて良かった!
これは私たちの一つ上の、祖父母が戦争で亡くなった世代が子供だった頃の話。私の曽祖母は戦争経験者だが、あまり詳しく話は聞いたことなかった。原爆や戦争に対するリ…
・黒澤明、齢八十歳。遂に衰えと悲哀を感じざるを得ない愚作を観てしまった。
・反戦反核映画であるが、映画という媒体の機能を全く活かせていない。これならプラカードに内容を書いて映した方がマシだ。大雨と雷…
『アメリカのことは、好きでも、嫌いでもない。悪いのは、戦争』『戦争で、アメリカ人も、日本人も、大勢死んだ』このセリフは、本作に、登場する、戦争体験者の、おばあちゃんのセリフ。これだけのことを、語れる…
>>続きを読む松竹株式会社