まったく不思議な映画である。二幕構成で、ギリシャ神話にまつわる複数の挿話からなる第一幕と、戦時中のイタリアのレジスタンスの話が第二幕。それらが時間を超えて重なり、寓話的な含みを持って1つの物語を語る…
>>続きを読むギリシャ神話に関する知識が皆無の人間が前提知識無しで観ていいような映画ではなかった…。
感情の起伏なく訥々とした語り、固定ショット、長尺の無言の間、暗転、など時間の流れを強調する面白いショットばかり…
ボイスオーバー。シーン終わりの謎の沈黙時間。カットというのはハッとさせるもので長回しはそこへの助走みたいなものとも考えられる。画面に張り詰める緊張感。学校帰りのJKたちがたむろする夕方のサイゼリヤで…
>>続きを読む本作は、20世紀イタリアを代表する詩人兼作家チェーザレ・パヴェーゼの哲学的対話詩篇『レウコとの対話』からの6篇「雲」「キマイラ」「盲人たち」「狼人間」「客人」「かがり火」と、長篇小説『月とかがり火』…
>>続きを読む実はこれが一番好きだったりします
得意の圧縮翻案で第六部が1時間足らずで終わってから、唐突に「第二部」が再登場する事で数世紀分の時代が垂直的に統合されていたと気付く。神話時代における高低差の切り返し…