本作で華々しくデビューを飾ったオーソンウェルズの問題作。
”バラのツボミ”とケーンの孤独。本作は両親との離別から豪奢なザナドゥでの死までの、愛を知らぬ男の半生を描いています。
装飾的な明暗を創る照…
2回目、挑戦志向→安全志向
東京物語と全く対照的な作品だ。
アメリカ人にとってとても重要な映画であることは間違いない。
なぜかって?
アメリカ人はみな自分の故郷を知らない(失った)からだ。
母なる大…
もう何回も観たな。
天井を映す構図とパンフォーカス、豪華なセット、どれも見応えはあるんだけど途中から飽きる。
だが、「バラの蕾」が何なのか示されるラスト。アレによって、今までの2時間が無かったこ…
脚本が特段面白いというわけではないが、構成とカメラワークが特段良い。
初めの数分、ニュース形式で主要人物の紹介を済まし、そこからインタビュー形式で詳細へ踏み込んでいく様は、教科書の目次を読んでから…
映画界に"技術革新"を起こした映画、映画史上最大の傑作と言われているらしい。でも町山さんの解説(予習編)を観てから臨まなかったら正直面白くなかったかも。現代人だと慣れ過ぎていて技術の凄さに気付かない…
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