
人間存在を考える。
他の戦争映画とは明らかに一線を画す、テレンス・マリック監督の繊細な視点から戦争を描く本作は、地獄の戦場にあって、独白という形式をとりながら、自然と共生する動植物の営みや、太陽の…
とても面白かったし、戦争描写に容赦なかった。
とても臨場感があり残酷なシーンが多かったが、そのような場面に限って映像が耽美で、戦争の無惨さが際立った。
ポスターからは伝わらない映像の果てしない美しさ…
悠久なる自然に包み込まれるその熾烈な争いは、永く流れる時間のなかでは移り変わりゆく世の森羅万象のひとつにすぎず、その無意味さを通り越して水に流され、風に吹かれ、草々に埋もれ、容易に大地へ飲み込まれ還…
>>続きを読むプライベート・ライアンのレビューからの続きの、
プライベート・ライアンvsシン・レッド・ライン。
俺は、圧っっっっっ倒的にシン・レッド・ラインが好きと言うところから。
まず、戦争映画なのに映像が半端…
記録用
テレンス・マリック監督作品。
「天国の日々」から20年後の復帰作。
ハリウッドの商業主義と相いれず20年間ヨーロッパへ隠居していた所を口説き落とされた。
戦争というテーマではあるが反戦と…
アメリカ視点の対日本軍地上戦ということで、とても複雑な気分にはなったものの、海外から見た日本軍はとても新たな感覚で興味深かった
戦闘中にふと入る青空や自然の風景が、逆にリアルな戦闘中の雰囲気を感じ…
このレビューはネタバレを含みます
戦争映画はどれも血生臭くて高カロリーなので数打って鑑賞するに耐えないんだけど、これは物凄くマリック的でやはり観てしまう。
マリックの映画はその美しい撮影と哲学的な問答でいつも何処かここでない場所に…