このレビューはネタバレを含みます
世界が広いことを知っていて、そのことを映画に反映できる稀有な監督。
その才は内面性の無限の広がりと外部性の無限の可能性を感じさせることで発揮されている。
内面への広がりは、生の歓びや関係性からも…
傑作戦争映画。哲学的と評されがちな本作だけど、単純に戦争映画としてのクオリティが高いので少なくとも一見の価値アリ。戦争をバックに色々な人間視点の観念が飛び交っていて面白かった。自然と戦争の対比も上手…
>>続きを読む戦争の悲惨な映像と対比させるように、戦場での静かなシーン、
回想での幸せなシーンが長めに設定されているので、
映画を観ながら考える時間を与えられているような感じがしました。
主役級の俳優さんが、…
戦争映画でありながらも圧倒的映像美で語られる哲学的な映画でもある。
本作は『プライベートライアン』と同じ1998年公開であるがこの2作品は全くもって違うアプローチで物語られている。
3時間近い長さは…
太平洋戦争中の激戦の1つ、ガダルカナル島の戦いを題材にした映画。ヒロイックな戦争ドラマ感は抑えられ、何の脈絡もなく下らないミスで突然失われる命や出世昇進のための事情、現場での対立などもある泥臭い戦場…
>>続きを読む脱走兵ウィットは現地ガダルカナルの島民と睦まじく過ごすも束の間、見つかり懲戒部隊の担架兵として最前線に送り込まれる。第二次大戦中、南洋で日本陸軍が制空権確保の為に築いた基地奪還を図る米軍最前線兵たち…
>>続きを読む圧倒的な火力と人数で
米軍が勝ったかと思ってたけど
米兵には米兵の葛藤や恐怖が
あったことが知れて勉強になった。
高地奪取の戦闘シーンは
良いんだけど他が長いな〜。
奥さんの回想や離婚のくだりと…
自然の美しさの中で、際立つ人間の醜さ。戦争とは、何のために。彼らを突き動かすものは何か。光はあるのか。
詩的な台詞と大自然の映像、綺麗だし色々考えるけど全体的に眠かった...
ハンス・ジマー氏の音楽…