最初は白昼夢のようで、まるでホーンテッドマンションに迷い込んだような幻想的な世界
ヴァージニアの美しさに目を奪われる
突然のエドガー・アラン・ポーの登場には驚かされたけれど
夢の中で彼と語り合い、…
夢と現実が交錯する映画なのは分かったし、事件に潜む真相も醜くて悪くはない。
けれどどうにも残念ながら、語り口が弱すぎる。
ジャンプスケアがあるわけでも、サスペンスを感じさせる工夫があったわけでも…
怖い演出もありますが、ホラー好きが観る内容ではなく、トラウマと向き合う主人公の視点で進む冒険劇。
映像は美しく、最初からずっとハラハラする、作家ポーも登場したり、謎が明かされる過程も面白くて、何よ…
タイトな尺とチープ・ベタな滑り出しには『おっ、コレはド定番なホラーやってくれるのか? それはそれで全然嬉しいぞぉ!?』と、期待は出来たんだけど…「借金や生活よりも、自分にとって大切な仕事を」という過…
>>続きを読むコッポラにしては良い意味でらしくないゴシックな世界観に既視感のあるシンプルなストーリー。
かなり低評価だが嫌いじゃない。むしろ好きである。
安っぽい出来のシーンも少しあるが許容範囲内。
世界観が好き…
コッポラ監督の「メガロポリス」(2024)の前作。「胡蝶の夢」(2007)、「テトロ 過去を殺した男」(2009)に続く私的インディペンデント三部作の三本目。ホラー作家の再生を描くダーク・ファンタジ…
>>続きを読む『Virginia/ヴァージニア』は言わずと知れた巨匠フランシス・フォード・コッポラの最新監督作です。昨年HTC有楽町で単館上映していたのを観そびれてしまい、ようやく今日になって新橋文化劇場で観る…
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